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(箏 楽譜)奏楽〜歌唱を伴う十三絃箏のための〜 作曲:佐原詩音

(箏 楽譜)奏楽〜歌唱を伴う十三絃箏のための〜 作曲:佐原詩音

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■原題または洋題 :奏楽 for Koto

■作曲者 :佐原詩音(Shion Sahara)

■演奏時間 :約14分00秒

■出版社 :Golden Hearts Publications

■参考音源:You Tube

■楽曲について

2018年、箏奏者である山水美樹さんのリサイタルにて作曲委嘱いただいた、独奏箏に歌唱を伴う作品。声を伴う明るい音楽がよいとお聞きし、二人で詩をいくつか探した。彼女が選んだのは、谷川俊太郎さんの詩集『手紙』の『奏楽』だった。谷川さんに詩の使用許可をいただいたあと、いざ作曲を始めると、この詩に内包された詩と音楽の広がりに圧倒された。

私の作曲した「奏楽」では、ひとりの人間がひとつの楽器に息を吹き込み、西洋・東洋・現代など種々の音楽を奏でます。曲の前半では、オーケストラの各セクションを模倣していきます。「黄金の楽器」では金管楽器群によるファンファーレ(式典向きの華やかな楽曲)、「銀の楽器」ではフルートによる冷ややかな神秘のヴィルトゥオーゾ(技巧的なパッセージ)、「木の楽器」ではオーボエが織りなすダモーレ(愛情あふれる歌)、「肉の楽器」では不協和を伴うアパッショナート(熱情的な楽想)が奏されます。これら4つの楽章を経て、音楽は息を待ち、最後には風を仰ぐパイプオルガンのように、会場という空間に深く響き渡ります。

(佐原詩音)

■Golden Hearts Publicationsより

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■編成 :

十三絃箏

佐原詩音(Shion Sahara)
1981 年大阪府生まれ、石川県金沢市育ち。関西学院大学社会学部社会福祉学科卒業後、商社や災害復興制度研究所勤務を経て、27 歳のとき東京藝術大学音楽学部作曲科に再進学。作曲を石原真、澤内崇、夏田昌和、安良岡章夫、福士則夫、鈴木純明の各氏に師事。ピアノを谷合千文氏に師事。
2014 年から「雪国の作曲家たちによる新曲作品展」というコンサートシリーズをvol.4まで開催。2015年、自身が代表するコンサートプラン・クセジュを発足。2018 年から作曲個展を毎年開催。
2018 年 10 月にはフランスとリトアニアにて、會田瑞樹氏の演奏により、ソロ作品≪玉蟲の翅、その結び≫と、ヴィブラフォンと弦楽のための≪The Snow≫が初演された。また、音楽絵本「ヨビボエンのなつ」(絵:きむらめぐみ、作曲:あいたみずき、文:さはらしおん)の制作など、2020年までは、物語性のある作品に取り組んだ。
その他、室内楽作品を中心に委嘱を受け、様々な場で演奏されている。また、現代音楽や即興を取り入れたピアノ・ソルフェージュ教室、作曲理論など後進の指導や楽譜制作、楽曲分析などの執筆を行っている。チェロでは弦楽合奏団アンサンブル・フランに所属。音楽事務所エトワに所属。日本芸術専門学校・ピアノ非常勤講師。数学・理科専門の塾講師でもある。
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