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(楽譜) 春風奇譚 / 作曲:會田瑞樹 (ヴィブラフォン&パーカッション)
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■原題または洋題 :Zefiro torna for Vibraphone and Percussion
■作曲者 :會田瑞樹(Mizuki Aita)
■演奏時間 :約3分30秒
■出版社 :Golden Hearts Publications
■参考音源:You Tube
■楽曲について
上中あさみさんとの出会いは2013年、八村義夫全曲演奏会でのこと。スタンドを貸し出してくださるなど温かなサポートをしてくださり、上中さんが弾かれた《一息ごとに一時間》をはじめとした切れ味鋭いサウンドに憧れの思いを抱いた。その時僕が演奏した作品はルネサンス期のジェズアルドをベースにした《ドルチシマ・ミア・ヴィタ》月日は流れ今回、僕なりにイタリアのマドリガーレと打楽器が出会えないか模索したいと思った。
今回題材にしたルカ・マレンツィオの《春風もどり》に出会ったのは2002 年の中学時代のこと。吹奏楽部の中でこの曲を稽古している管楽器の友人たちがいたのだった。この音楽の独特の空気感に心を奪われ調べてみると約500 年近く前に作曲されたマドリガーレの一曲であることを知った。痛切に歌われる詩の香りも思春期の少年の小さな心に甘酸っぱさを残した。
ヴィブラフォンと打楽器による二重奏。打楽器は膜質、皮質、金属の中から6種類の音色を任意で用意する。楽器でも、廃材打楽器でもユニークな響きを生み出すことができるだろう。500年前の吟遊詩人たちはきっとなんでも楽器にしていたかもしれないという想像からこのような編成となった。上中あさみさんに捧げます。
(會田瑞樹)
■編成 :
Vibraphone
Percussion / Glockenspiel
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